六甲道こころ整体整骨院の大野です。
中2女子に多いフライバーグ病(第2ケーラー病)について簡単に説明、紹介していきたいと思います。
先ほど中2女子と言ったのは医療系学生がゴロで覚えやすいように言ったもので実際は12~18歳くらいの女子に多いです。第2中足骨、第2ケーラー病と言われていることもあり2で固めてしまって覚えると覚えやすいです。
では解説していきます。
〇どのような病気か…
繰り返し圧迫力がかかることによって足の甲の骨の中足骨頭部への血流が一時的に障害される足の骨端症です。(無腐性壊死) 早期発見早期治療を施さないと関節が変形して後遺症を残してしまうことがある厄介な病気です。
〇症状の出方は…
ケガのあとにそのままなることもあるのですが多くは原因が不明です。足の前方に体重をかけにくくなってきます。痛いのです。
後発年齢はさきほども述べたように12~18歳くらい女性に多いです。およそ10パーセントの人に両足になります。
踏み出したときに足の付け根に痛みがあるのでその部分に体重がかからないような歩き方になってしまいます。
中足骨頭部に痛みだけでなく腫れも見られます。中足骨の長軸方向に圧を加えると痛みがきつくなります。関節の可動域制限も出てきます。また第二中足骨に多いのですが、ほかの骨になることもあります。
〇検査方法…
本当に初期の段階ではレントゲン写真での異常はみられることは少ないです。痛みが出てから数週間すると変化が出てきます。2年ほどの治療で一般的には治っていくと言われていますが、治療が遅れたりなどすると変形が残っていまうこともあり厄介です。
〇治療の方法は…
足の骨端症の中ではフライバーグ病だけが早期診断早期治療がすごく重要な疾患です。中足骨を変形させることなく治癒させることがすごく重要です。そのために何をしていけばいいかと言いますと、血行が再開して中足骨頭が修復されるまで中足骨頭への荷重を避けることが大切です。
比較的初期段階の痛みの強い時期には、3~4週間のギプス固定で荷重を避けていきます。そのあとも痛めている中足骨頭に圧がかかりにくくなった足底版(インソール)を数年にわたり使用していきます。踵の高い靴を使用したり、激しい運動、ランニング、長時間の歩行などは危険なため避けてもらいます。関節に障害が残った場合手術される例もあります。
痛みがあれば我慢せずにすぐに整形外科を受診しましょう。
早期発見早期治療が完治するためにとても重要です。
わからないことや気になることがあれば私たちにも聞いてみてくださいね。
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